レンジでチンするだけで温かくなり、冷めてもまたレンジでチンすると温かさが復活する、白元アースの大ヒット商品「レンジでゆたぽん」。
レンジでゆたぽんには使用期限が記載されていないため、いつまで使えるのか寿命が気になりますよね。
また寿命を迎えて冷たくなったレンジでゆたぽんは何ゴミとして処分するのか、正しい捨て方と併せて知っておきたいところ。
当記事ではレンジでゆたぽんの寿命と捨て方を、分かりやすくまとめていきます。
レンジでゆたぽん、寿命は最長で5年!
レンジでゆたぽんの寿命は購入後1~5年と使い方次第で大きく変わりますが、年数よりも
- 袋の強度が弱くなる(穴が開く・中身が出てくる)
- 温かくならない(温めてもすぐ冷めてしまう)
といったように、商品に不具合が生じた時が寿命が尽きた時といえます。
レンジでゆたぽんの販売・製造元メーカーである白元アースは、商品の寿命に関する内容について
長時間の使用や状況によっては、袋の強度が低下する
としか書かれていません。
またネット上の口コミを見ても「5回使っただけで駄目になった」という人もいれば、「100回以上使っているけど大丈夫」など様々です。
このことからレンジでゆたぽんの寿命は使い方によるふり幅が大きく、”正しい使い方をすれば5年ほど持つが、使い方を誤れば1年ほどで寿命を迎える”といえるでしょう。
レンジでゆたぽんの使用期限は?
商品の寿命が定められていないように、レンジでゆたぽんは”○年○月”もしくは”○回まで”といった使用期限がありません。
袋と中身のゲルに問題が発生しなければ、いつまででも使い続けられる可能性だってあります。
そもそも使用期限は食べ物(食品・薬等)に定められる期限なので、日用品であるレンジでゆたぽんに記載しておく義務はありません。
今使っている”レンジでゆたぽん”の使用期限切れを把握するには、使っている年数より商品の状態を基準に判断しましょう。
レンジでゆたぽんの寿命(使用期限)を延ばす方法
少しでも長くレンジでゆたぽんを使いたいなら、商品に記載されているレンジでの加熱時間は必ず守って下さい。
レンジのワット数:温め時間
- 500W:3分10秒
- 600W:2分40秒
- 1000W:2分
※温かさが足りない場合は、本体を手でもみほぐした後に10秒~20秒加熱
※レンジでゆたぽんLサイズは一度温めた後に裏返し、もう一度温める
レンジでゆたぽんの寿命を縮ませる大きな原因の1つが、温め過ぎによる中身(ゲル)の劣化です。
レンジでゆたぽんは室温15℃の場合、45℃前後(少し熱めのお風呂ぐらい)が最適温度とされており、商品に記載されている温め時間も45℃を目安に設定されています。
温め時間を守らず過剰に温め過ぎると、商品の寿命が縮むだけではありません。
最悪中身のゲルが熱で膨張して爆発し、レンジの中がベタベタになったり、飛び散ったゲルで怪我する可能性もあります。
寒い日はいつもより温めたくなる気持ちも分からなくはないですが、ゲルの劣化以外に低温やけどのリスクも高まるので、温め時間厳守で使ってください。
他にもレンジでゆたぽんの使用期限を伸ばす方法は色々あります。
- 本体に必要以上の圧力を加えない
- 近くに本体を傷つける恐れがあるものを置かない
- 袋破れを防ぐため、付属のカバーに入れて使用する
- 使わない時はポリ袋に入れ、直射日光の当たらない湿度の低い場所で保管
どれも当たり前のことですが、これらの使用方法を守るだけでレンジでゆたぽんの寿命が延び、費用対効果抜群の暖房器具になるはずです。
レンジでゆたぽんの捨て方!何ゴミになるの?
寿命を迎えたレンジでゆたぽんは、”プラスチック可燃ごみ”として処分します。
捨てる際は中身のゲルはそのままの状態で(2重袋に入れたまま)、各自治体の捨て方に従い処分してください。
ちなみに東京都だとプラスチックゴミは可燃ごみ・資源ごみ・粗大ごみの3種類に分類されますが、レンジでゆたぽんは粗大ごみではありません。
またリサイクル対象となるプラスチックごみに記載されている”プラマーク”もついていないので、可燃ごみとして捨てます。
地域によってはプラスチックごみの分類方法が東京都と違う場合もあるので、今回の捨て方はあくまで一例です。
レンジでゆたぽんが何ゴミで捨てるのか分からず困っている方は、今回紹介した分別時の種類と捨て方を参考にして下さいね!