スーパーや一部コンビニで購入できるめかぶですが、色んな種類があるものの、産地は韓国産と三陸産ばかりではないでしょうか?

韓国産と三陸産のめかぶ、それぞれの違いや安全性が気になりますよね。

また、ぬるぬるしてあまり噛めないめかぶですが、消化は良い食べ物なのでしょうか?

今回韓国産めかぶと三陸産めかぶの違い、そしてめかぶの消化は良いのか調べてみました。

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めかぶの産地、なぜ韓国産と三陸産が多い?

スーパーなどでよく見かける”めかぶ”とは、わかめの根元部分をいいます。

めかぶの産地は韓国産、もしくは三陸産がほとんどとなっていますが、その理由がこちら。

  • 韓国産 ⇒ 安くで大量に輸入できるため
  • 三陸産 ⇒ わかめの生産量ランキング1位が、岩手県付近の三陸産であるため

 

わかめは日本の各地で採れる海藻ではあるものの、三陸沖はわかめにとって環境が良い場所であるため、他の場所で採れたわかめより質が高くなります。

親潮と黒潮が交わりプランクトンが豊富な三陸海岸で育ったわかめは、栄養満点で肉厚。

世界三大漁場ともいわれる三陸産で採れたわかめのめかぶは、プリッとして歯ごたえがあり、これを求めるファンも多いです。

 

大量に輸入できる韓国産のめかぶは、食べ応えこそ三陸産には劣るものの、安くで購入できるのが魅力。

三陸産に比べ食感は弱いですが、コリコリした食感が弱い分、食べやすさは韓国産の方が上かもしれません。(韓国産のめかぶは、もずくに違い食感です)

ただ三陸産も韓国産も含まれる栄養は変わらないので、値段や食感の好みで選ぶのがおすすめです。

 

韓国産めかぶと三陸産めかぶ、安全性に違いは?

韓国産と三陸産のめかぶ、外国産と国産なので安全性に違いがありそうですが、結論をいえばどちらも安全なめかぶです。

韓国産めかぶも日本に輸入される際たくさんの検査を受け、安全な基準をクリアしてから店頭に並ぶため、国産と同レベルの安全性だといえます。

 

安全性に違いはないものの、おすすめの産地を挙げるとすれば、やはり韓国産より日本国内で採れている三陸産のめかぶです。

わかめ自体の品質・鮮度を比べると、輸入している韓国産より三陸産(国産)めかぶの方が圧倒的に上なのは明らかです。

三陸産めかぶは値段がピンキリなので、購入をためらう価格差があるかもしれませんが…

安全性とコリコリ食感の両立を求めるなら、めかぶを購入する際に産地をチェックし、三陸産を選んでおくと間違いないでしょう。

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めかぶは消化に良い?悪い?

めかぶには消化されない栄養素である食物繊維が多く含まれているため、「消化に悪いか?」と問われると答えはYESになります。

食物繊維は消化されずに腸に到達するのですが、めかぶに含まれる食物繊維は腸でドロドロになって宿便を包み、便の滑りを良くして排出を促す”水溶性食物繊維”です。

水溶性食物繊維は摂り過ぎると下痢や腹痛の原因になったりしますが、腸内環境を整えて便秘を解消してくれるので、むしろ摂るべき栄養素だといえます。

 

また、めかぶなどの海藻類は食べ過ぎると甲状腺に悪いと分かっており、適量は1日50gほどだといわれています。

パック入りめかぶ1つが約50gなので、1日1パック食べれば適量の範囲内だといえるでしょう。

 

水溶性食物繊維においても、腹痛や下痢を引き起こすほどの量をめかぶから摂取しようとなると、一日に何パックも食べる必要があります。

1パック食べるだけなら、水溶性食物繊維の摂り過ぎを心配する必要もありません。

めかぶは適量を守って食べれば、消化の良し悪しや健康への害はなく、便秘解消を促してくれる優秀な海藻といえるでしょう。

 

ちなみに、めかぶに含まれる水溶性食物繊維の効果を高め、より便秘解消に役立てたいなら、不溶性食物繊維を多く含む

  • おから
  • しいたけ
  • グリーンピース

などと一緒に摂取するのがおすすめです。

不溶性食物繊維は便のかさましを増し、腸を刺激して便通を促す作用があります。

もずくと一緒におからやしいたけを食べれば、かさましされた便が腸を刺激して、さらに水溶性食物繊維の排出サポートにより、頑固な便秘が解消してくれるはずです(^^)/

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