年が明ける前に出し切りたい年賀状ですが、年明けに予想していない相手から届き、急遽返送用の年賀状が数枚必要になることは多いはず。
12月はコンビニや郵便局・スーパー…どこでも買える年賀状ですが、正月過ぎたらどこで買えるか知っていますか?
また元旦当日もしくは元旦以降に年賀状を送る場合、「元旦」と書くのはマナー的にNGなのでしょうか?
今回、年賀状は正月過ぎたらどこで買えるのか、そして元旦以降の年賀状の書き方をまとめていきます。
年賀状、正月過ぎたらどこで買える?
正月過ぎてから年賀状が必要になった場合、コンビニ・郵便局で購入できます。
コンビニ・郵便局は年賀状のまとめ売りとバラ売り、どちらも対応していますが、それぞれメリット・デメリットがあるので気をつけましょう。
コンビニ
正月でも営業しているコンビニは多く、営業時間も長いので急遽年賀状を買うのに適していますが、正月過ぎたら在庫が一気に少なくなります。
年明け数日は需要があるので売り切れる可能性は低いですが、コンビニは年賀状の在庫が残らないよう調整して仕入れます。
正月過ぎて日が経つほど売り切れのリスクも高まるので、コンビニで年賀状を購入する時は早めに行動しましょう。
郵便局
コンビニは売り切れのリスクがありますが、郵便局なら販売期間最後まで年賀状を販売しているので、売り切れの心配はいりません。
今すぐ・確実に年賀状を購入したい場合、在庫に不安があるコンビニより郵便局へ足を運ぶ方が賢いです。
ただ郵便局は正月の間だけ営業時間を変更したり、店舗によっては休業している可能性もあります。
特に元旦~1月3日までの間は、営業日・営業時間をあらかじめ調べてから窓口へ向かいましょう。
正月以降に年賀状を購入する場合、1月の第2金曜日(7~13日)までが年賀状の販売期間となります。
販売期間を過ぎたらコンビニはもちろん、郵便局でも購入できないので気をつけてください。
正月過ぎたら、金券ショップで年賀状を購入しよう!
複数枚購入が条件の場合も多いですが、金券ショップで売られている年賀状は正月過ぎたら安くなります。
年賀状が複数枚必要で尚且つ自宅近くに年賀状を取り扱う金券ショップがある場合、利用しない手はありません。
金券ショップは郵便局やコンビニのように全国どこにでもあるわけではないですが、自宅近くに金券ショップがあるなら営業日・営業時間を確認して足を運びましょう。
ちなみに年賀状は相手側に1月7日に届く分までが一般的ですが”お年玉くじ”がついているので、購入できるなら通常はがきより年賀状の方が喜ばれます。
通常はがきで”寒中見舞い”として出す方法もありますが、お正月過ぎてから出す場合でも年賀状で贈る方が親切といえるでしょう。
正月過ぎたら年賀状に「元旦」と書くのは変?
正月過ぎて送る年賀状に「元旦」と書くのはマナー的にNGなので、すでに印刷済みでなければ書かない方が無難です。
元旦の代わりに、例えば2020年の元旦を過ぎてから年賀状を送る場合、
- 2020年吉日
- 令和2年1月
と書いておけば、マナー的には問題ないといえるでしょう。
また正月以降に年賀状を送る理由が、”送っていない相手からの年賀状が届いた”という場合、以下のように年賀状のお礼・返事が遅くなったお詫びを記してください。
あけましておめでとうございます。
お心のこもった年賀状を頂き、ありがとうございました。
新年のご挨拶が遅れましたことを、お詫び申し上げます。
しっかりとお礼・遅れたことのお詫びを記せば、相手は失礼な印象を持たないはず。
年末までに印刷して残っている年賀状を使いたい場合も、親しい間柄であれば空いたスペースに手書きでお礼・お詫びを書くだけで気持ちは伝わります。
ただ失礼をできない相手(取引先など)や、上司に正月以降に年賀状を送る場合、到着後すぐに年賀状(年末投函の物と一緒)として出すのがおすすめです。
年賀状にお礼やお詫びをかかず、1月1日までに届けたものと同じ内容でしれっと出すと、受け取った側も「配達が遅れたのかな?」「入れ違いになったのかな?」と思うはず。
ただし同じ相手に毎年正月過ぎてから年賀状を送るのは、マナー違反どころか失礼極まりないです。
不意に届いた年賀状はちゃんと住所録に登録し、来年以降は同じミスを繰り返さないよう細心の注意を払ってくださいね。