風邪で熱が高い時はもちろん、暑くて寝苦しい夜でも頼りになる冷えピタですが、意外と悩むのが保存する場所です。
なんとなく「冷蔵庫に入れて保存すれば、冷たくなるし長持ちするかな?」なんて思うかもしれませんが、冷えピタは冷蔵庫で保存してもよいのでしょうか?
また冷えピタには使用期限が定められているので、使用期限切れになったものを使っても危険はないのか気になります。
今回、冷えピタの保存方法と、使用期限切れ後の取り扱い方についてまとめていきます。
冷えピタの保存方法!冷蔵庫で保管して大丈夫?
結論からいえば、冷えピタの保存は冷蔵庫で問題ないどころか、最も理想的な保存方法といえます。
冷えピタの製造元であるLIONはもちろん、熱さまシートを製造している小林製薬も保存方法は”より一層の効果が出るから”と冷蔵庫を勧めています。
少しでも冷えピタの効果を高めたいなら、開封・未開封関係なく冷蔵庫で保存しましょう!
ちなみに「冷蔵庫で保存した冷えピタは、刺激が強すぎて好みじゃない!」という方の保存方法は、常温がおすすめです。
常温保存する場合、直射日光が当たらない風通しの良い場所で保管するようにしてくださいね。
冷えピタを冷蔵庫で保存する手順
冷えピタの製造元・LIONが推奨している冷蔵庫での保存方法は下記の通り。
- 未開封 → そのまま冷蔵庫に入れて保存
- 開封後 → 包装の袋を折り込んで閉じた後、冷蔵庫に入れて保存
※開封済みの場合は1週間以内の使用を推奨
基本的には上記の方法で問題ないですが、冷えピタはジェルの水分を蒸発させないように保存した方が使用期限が延びます。
(冷えピタを放置した際、ジェル部分が硬くなり冷たさがなくなるのはジェルに含まれる水分が蒸発したためです)
より空気に触れさせないよう、冷えピタは100均で売られている密封可能なケースや、ジップロックに入れから冷蔵庫で保存しましょう。
メーカー推奨の保存方法より、
- 未開封 → 箱を開け、冷えピタが包装されている袋のまま、密封できるケースやジップロックに入れて冷蔵庫で保存
- 開封後 → 包装の袋を折り込んで閉じた後、密封できるケースやジップロックに入れて冷蔵庫で保存
といった保存方法の方が使用期限が伸びるので、冷えピタを長期保存したい人は上記のやり方がおすすめです。
冷えピタを冷凍庫で保管するのはNG!
冷蔵庫より冷凍庫の方が温度が低いので、「冷蔵庫より冷えそう・日持ちしそう」といった理由から冷えピタを冷凍庫に入れようと考える方もいるかもしれません。
しかしメーカーは”冷えピタの冷凍保存は絶対NG”と呼びかけています。
冷えピタはジェルに含まれる水分を皮膚の熱によって蒸発させ、貼り付けた部分を急激に冷やす仕組みです。
もし冷凍庫に入れて保存すると、ジェルの水分が凍り冷えピタの冷却効果が機能しなくなります。
最近は冷凍庫で保存しても冷却効果を発揮する、「熱さまシートストロング」が小林製薬から販売されています。
より冷却効果の高い冷えピタを探しているなら、冷凍保存するのではなく「熱さまシートストロング」の購入を検討するといいでしょう。
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使用期限切れの冷えピタ、使うと危険?
冷えピタはパッケージ開封後、個包装を開封しない限り使用期限は購入後2~3年です。(個包装開封後は、密封保存しても1ヶ月程しか日持ちしません)
使用期限切れの冷えピタに対して、メーカーは”使用期限切れの冷えピタは使わず処分してください”と喚起しています。
使用期限切れの冷えピタを、うっかりおでこに貼ったとしても「使用期限切れの冷えピタで副作用が起きた」という報道は一切聞かないので、体に害はないはず。
ただ使用期限切れの冷えピタはジェル部分がベトベトして使いづらく、貼っても冷たく感じません。(パリパリに乾燥していて使えない可能性もあります)
冷却効果を最大限得るためにも、使用期限は必ず守り使い切るようにしましょう。
冷えピタの使用期限はパッケージ、もしくは個包装の何処かに記載されているので、開封時や保存時に確認することをおすすめします。
使用期限を確認するタイミングで、冷えピタの箱や保存するジップロップに使用期限を大きく記載しておけば、使用期限忘れに対策になるはずです。