人の気配が少なくなった深夜、玄関や台所に突然現れる神出鬼没の黒光り害虫・ゴキブリ。

突然の出現に殺虫剤の用意がなかったり、退治しようと思っても、うっかり見失ってしまったりと…眠れない夜を過ごした経験がある人は多いはず。

ゴキブリを見つけた瞬間に素早く対応できるよう、ゴキブリが出たらやる事や、見失った時・逃げられた時の対処法も知っておきたいところ。

今回、ゴキブリに怯える生活とさよならするため、ゴキブリが出たらやる事を全てお伝えします!

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ゴキブリが出たらやる事!まず殺虫剤を噴射

ゴキブリが出たらやる事は一つ、“退治”ですよね!

殺虫剤が手元にあれば迷わず即噴射ですが、殺虫剤の使い方に注意してください。

最近の殺虫剤はスプレーの威力がとても強く、小さなゴキブリは近距離で噴射すると吹っ飛んでしまい、思わぬ反撃をくらいます。

 

確実に仕留めたい気持ちは分かりますが、吹き飛び防止のためゴキブリに対して少し斜めの角度に構え、最低でも30センチ以上距離を空けて噴射しましょう。

距離を空ければ殺虫成分が広範囲に噴射されるので、噴射後に逃げられた時でも、後々じわじわとゴキブリを弱らせる退治できるかもしれません。

また殺虫剤にはニオイでゴキブリを追い払う効果もあるので、退治において最もおすすめなのは、やはり殺虫剤といえるでしょう。

 

殺虫剤以外でゴキブリを退治する方法!

殺虫剤がない時や赤ちゃんがいる部屋にゴキブリが出現した時は、安全面を考慮して殺虫剤の使用をためらいますよね。

どこの家庭でも実践できる、殺虫剤以外のゴキブリ対処法を紹介します。

 

新聞紙・スリッパで叩く おすすめ度:★☆☆

新聞紙やチラシを丸めて叩く、履いているルームシューズやスリッパで叩く…といった方法です。

殺虫剤より高い殺傷力を誇り低コストな方法ではありますが、非常に勇気がいるので実践できる人は限られます。

 

またゴキブリは命尽きる前に産卵する可能性があるので、死骸と卵が残るかもしれません。

叩いた後は壁や床の汚れを拭き取り、アルコール消毒する必要があるので、後始末も大変です。

 

熱湯をかける おすすめ度:★★☆

ゴキブリは暑さに弱く、気温が42度を超えると体内のたんぱく質が固まり息絶えます。

熱湯でなく熱めのお湯で即死するので、ポットのお湯や風呂場ならシャワーをかけて退治しましょう。

熱湯をかける場合、自分にかかってやけどしないように注意してくださいね。

 

ちなみに風呂場にゴキブリが出た場合、ボディシャンプーかシャンプーをかけまくる方法も効果的です。

ゴキブリが呼吸している気門がドロッとしたシャンプーによって塞がれ、呼吸できなくなり息絶えます。

 

掃除機で吸い込む おすすめ度:★★☆

ゴキブリに近づかず一瞬で姿を消せる対処法ですが、掃除機で吸い込んだ後もゴキブリは生きています。

ただ吸い込んだ直後はショックで気絶しているので、素早く掃除機のパックを取り外してスーパーの袋などに入れ縛って捨てましょう。

(殺虫剤があれば、縛る前に噴射しておくとなお良し!)

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ゴキブリを見失った時(逃げられた時)の対処法!

ゴキブリが出たらやる事は退治と決まっていますが、素早いゴキブリを100%の確率で退治できる方法は存在しません。

家具の下や後ろに逃げられた時、悔しく思いをしたり、再び遭遇する恐怖を感じた人は多いはず。

 

ゴキブリ退治に失敗し、見失った時にやる事を紹介します。

 

逃げられた場所が分かっている場合

殺虫剤を持っていればゴキブリが逃げ込んだ隙間に、5秒ほど噴射してみましょう。

殺虫剤が直接当たらなくても、ニオイでゴキブリに恐怖を与え家から追い出す効果がありますし、狭い空間に充満した殺虫成分に危険を感じ、飛び出してくるかもしれません。

またスプレー殺虫剤の中には、以下のような待ち伏せタイプのものもあります。

待ち伏せタイプのスプレーを使い、ゴキブリが逃げ込んだ場所を囲むように噴射しておけば、出てきた瞬間にコロリと仕留められます。

 

待ち伏せタイプのスプレー以外には“ゴキブリホイホイ”も効果的です。

ゴキブリホイホイはゴキブリの好きなニオイを発散させるので、設置後しばらくニオイに誘われて出てこないか様子をみるのもいいでしょう。

 

殺虫剤が手元にない時の対処法は、“ゴキブリが逃げた場所を密閉する”のみです。

家具やドアの隙間など、狭い場所に逃げられるとスリッパや熱湯で退治できないので、逃げ込んだ場所をテープや新聞紙で塞ぎ、後ほど殺虫剤で仕留めてください。

一時しのぎではありますが、密閉さえしておけば同じゴキブリに出会う心配はないので、多少の安心感は得られるのではないでしょうか。

 

どこに逃げたか分からない場合

ゴキブリを見失った時は一般的なゴキブリ撃退アイテムを使い、再び姿を現す前に仕留める、もしくは追う払う対処法をとります。

目にみえないゴキブリを仕留めるには、ホウ酸団子や置き型ゴキブリ駆除剤、ゴキブリホイホイの設置がおすすめです。

 

ただしゴキブリホイホイは効果を目で確認できるメリットはありますが、上を通ったゴキブリしか退治できません。

その分、ホウ酸団子や置き型ゴキブリ駆除剤は、死んだゴキブリを仲間が食べる習性を考慮し開発されたゴキブリ駆逐の最終兵器です!

 

巣にいるゴキブリまで根こそぎ退治できるので、個人的にはホウ酸団子や置き型ゴキブリ駆除剤をおすすめします。

置き型のゴキブリ駆除剤は半年ほど効果が持続するので、ゴキブリが通りそうな場所に設置することで初夏~秋頃まで効果を発揮し続けてくれるでしょう。

 

自宅をゴキブリが嫌う環境にしよう!

退治できた・できなかった関係なく、ゴキブリが家にいると分かった時は以下のようなゴキブリ対策も実行しておきましょう。

 

ハッカスプレーを使う

虫除けハッカスプレーは市販されていますが、ドラッグストアでハッカ油を購入し、水100mlに30~40滴たらせばコスパの良いハッカスプレーが作れます。

ハッカはゴキブリが大嫌いなニオイですし、蚊やムカデなど他の害虫に対しても効果があります。

また身体に無害なので、赤ちゃんがいる家庭でも安心です。

ゴキブリがいた部屋や出現しそうな場所に定期的に噴射しておき、ゴキブリを家から追い出しましょう。

 

隙間を埋める

家でよくみるゴキブリはチャバネゴキブリ・クロゴキブリの2種類ですが、クロゴキブリは家の中に巣を作りにくい種類です。

(画像はグロテスクなので、気になる人だけネット検索してくださいw)

 

普段ゴキブリを見ないのに、たまたま一匹だけ発見した時は外から侵入してきただけかもしれないので、外からの侵入経路を塞げばゴキブリに遭遇せずに済みます。

ホームセンターでパテを購入し、エアコンダクトの隙間や台所排水管の隙間など、あらゆる隙間を塞いでおきましょう。

 

 

ゴキブリはどこにでもいる害虫なので、退治してもまた家の中へ侵入してきます。

目に見えるゴキブリを退治して終わりではなく、巣にいるゴキブリの駆除やゴキブリを侵入させない対策を実行するのも忘れないでくださいね。

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