近所付合いが希薄になった現代、ご近所トラブルに悩んでいる方はものすごく多いです。

ご近所トラブルの中でもトップラスに多いのが隣からの騒音です。

私も一人暮らししている時は、夜中2時頃、隣の部屋から毎日のように歌声が聞こえてきてイライラした経験が…

「我慢の限界なので突撃して苦情を言ってやろうか!」もしくは「警察を呼んでやろうか…」なんて思っている人はちょっと待ってください!

爆発しそうになるのは分かりますが、穏便に済ませる方法はたくさんあります。

今回、なるべく穏便に済ませるための苦情の言い方を紹介します。

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マンションの場合は管理会社に相談!

管理会社によって対応の方法は異なりますが、

  • 騒音の発生源である人に直接電話して苦情を言う
  • マンション出入り口の掲示板に騒音への注意を呼びかける貼り紙を貼る

といった対策を取ってくれる場合が多いです。

 

私が一人暮らしで隣の騒音に困っていた時は、マンション住まいだったので管理会社に電話しました。

その後、管理会社の人が直接隣の人に電話して注意してくれましたし、

「隣の方も自覚があったようで、すみませんでしたと反省していました。もし騒音がなくならないようであればまたご連絡ください。」

と注意後に状況を知られてくれるという、ものすごく丁寧な対応をしてもらい大満足でした。

 

ただし、気が利かない管理会社だと「○○号室の方からうるさいと苦情があって…」とトラブルの種になるような伝え方をしかねません。

実際、“管理会社の伝え方が悪くて大モメになった…”なんて事例もネット上にありました。

穏便に済ませるため管理会社への電話を匿名でする、もしくは「私の情報は相手に伝えないでほしい」と前もって頼むようにしましょう。

 

一軒家の場合は第三者、もしくは観覧版などを利用

一軒家にお住いの方は、町内会長など第三者に相談して対処してもらう方法をおすすめします。

直接訪ねて苦情を言うより、第三者に対応してもらった方が穏便に済む場合が多いので、注意してもらって様子をみるようにしましょう。

 

また、町内の掲示板や回覧板などに貼り紙や注意書きをしてもらうのも有効です。

騒音の発生源が分かっている場合でも住人全員向けに、

“夜中、大音量でテレビを観ている方がいて眠れないとの苦情が多数寄せられています。夜はテレビの音量を小さくして観賞してください。”

といった個人名こそ特定されないものの、当事者に“私かも…”と思わせるような注意書きにしましょう。

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騒音源である家のポストに直接手紙を投函

「夜中の騒音(できれば、テレビの音、話し声など具体的に)に困っています。夜●時以降は騒音に注意してください」

このような文章をパソコンで打ち、印刷して隣の家のポストに投函します。

面と向かって話をしない分、騒音の苦情は言いやすいかと思います。

 

ただし、この方法は匿名の手紙を読んだ隣の家の方の気持ちを考えると、あまりおすすめはできません。

例え騒音の心当たりがあっても、ある日突然「夜中の騒音に注意しろ」なんて匿名の手紙がポストに入っていると不気味ですよねm(_ _)m

「匿名の怪しい手紙が入っていた…」なんて警察に相談されて、大事になる可能性もゼロではありません。

手紙をポストに投函する前に、管理会社にお願いしたり、第三者に相談する方法をおすすめします。

 

最後の手段として警察へ通報!

管理会社や貼り紙などの方法を試しても隣の騒音が改善されない場合、最後の手段として警察へ連絡します。

  • 緊急性のないものは#9110(警察相談専用電話)
  • 緊急性があるものは110

上記へ電話してください。

騒音の相談であれば緊急性がないものかと思いますので、#9110にかけるのがいいと思います。

#9110に電話した際は、「何度も注意したが一向に改善されない」と伝えましょう。

 

騒音で110番へ通報して警察に対応してもらったという事例も多いようですが、警察側で緊急性がないと判断されると来てくれないこともあります。

また、110番で警察を呼んでしまうと、一刻を争うような緊急性がある事件や事故に警察が駆けつけられない恐れもあります。

110番に通報すべき緊急性の高い事例は以下の通りです。

  • 騒音が人の怒鳴り声や泣き声の場合
  • 騒音で隣と口論になってしまった場合
  • 騒音の苦情を言った後、逆上されてさらに大きな騒音を奏でている場合

このようなトラブルに発展するスレスレの場合はもちろん110番ですが、騒音に悩んでいる段階で110番に通報するのはやめましょう。

 

当たり前ですが、110番して警察に対応してもらう際もあなたが通報したと隣の人に知られない方が穏便に済ませることができます。

面と向かってすでに苦情を伝えている場合は仕方ないですが、警察に付き添うことはやめて”警察対隣人”で話し合ってもらうようにしてくださいね。

 

 

隣の騒音のせいで、我が家が居心地の悪い空間になってしまうのはホントに嫌ですよね。

かといって、イラッとして直談判するとその後は隣と気まずくなるのはもちろん、逆恨みなどのトラブルに発展する場合もあるのでおすすめしません。

ご近所トラブルは大きな事件の引き金になりかねないので、なるべく穏便に済ませましょう。

騒音で悩んでいる方はご紹介した方法を試してくださいね!

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