寒くなると、お肉と野菜がたっぷり入った味が濃くて温かいすき焼きが美味しいですよね!
すき焼きに入れる具材は各家庭で違うと思いますが、普段すき焼きをしない人だと定番具材すら意外とあやふやではないでしょうか?
また、我が家ではすき焼きを結構するのですが、定番以外で美味しく頂ける具材も色々あります。
今回、すき焼きの定番具材とちょっと変わり種のおすすめ具材を紹介したいと思います。
すき焼き初心者の方が失敗しないため、具材を入れる順番も併せてまとめたので、すき焼きを作る前にチェックしてくださいね。
すき焼きの定番具材
まずは、すき焼きの定番具材から!一覧でざっと紹介します。
- 牛肉
- 長ネギ
- 焼き豆腐
- しらたき、糸こんにゃく
- 春菊
- えのき茸
- 白菜
- 人参
- しいたけ
すき焼きは地域によって入れる具材が変わるので、どこまでを定番と言うのか難しいところです…
例えば、すき焼きの最もメジャーな具材である牛肉も、北海道や東北地方の一部では豚肉がメジャーになっている地域があります。
もしかすると、「それもすき焼きの定番具材なんだ!」と思うものがあったかもしれません。
ただ、定番として紹介した具材はすき焼きに入れると、絶対にハズレなく美味しく頂くことができます。
家族や友人とすき焼きをする時は、とりあえず定番具材を買っておけば間違いないでしょう。
おすすめ!すき焼きの意外な具材
すき焼きは鍋と一緒で、どんな具材を入れても思った以上に美味しく食べることができます。
中でも、味が染みやすい具材はおすすめで、色んな具材の旨みが合わさったたれがしみ込んだ具材は絶品です!
“味が染みやすい”というポイントも含めて、すき焼きに合う意外なおすすめ具材の一覧はこちらです。
- もち
- もやし
- 豚肉・鶏肉
- ごぼう
- トマト
- 大根
各具材を私がなぜおすすめするのか、理由もお伝えしますね。
もち
お正月のおもちが余った時などは、すき焼きに入れて食べ切ってしまいましょう。
割り下がしみ込んだ温かいおもちを卵に付けて食べると絶品です!
ただし、おもちは煮過ぎると溶けてドロドロになってしまうので注意してください。
もやし
すき焼きは具材を増やせば増やすほど美味しいですが、その分お金がかかりますよね…
コストを抑えてボリュームのあるすき焼きを楽しみたい時は、もやしで量増しするのもアリです。
もやしは味がしみ込みやすいのですき焼きのたれが染み込んで美味しいですし、カロリーが気になる方でもヘルシーに頂けるのがいいですね。
豚肉、鶏肉
牛肉が定番の地域が多い中、「うちは豚肉や鶏肉が定番だよ!」という家庭も結構あるんじゃないでしょうか?
すき焼きの甘辛い味付けは牛肉だけでなく、豚肉や鶏肉とも相性抜群です。
肉の種類を変えるだけで味がガラッと変わったりするので、いつも牛肉という方も色んな肉で試してみると意外な発見があるかもしれないですよ。
ごぼう
すき焼きの具材はやわらかいものが多いので食感に飽きることはないですか?
そんな方におすすめなのがごぼうで、すき焼きに入れると他の具材にはない歯ごたえを演出してくれるので満足感も高くなります。
ごぼうはすき焼きのたれが良くしみ込むので、味も濃くなりすごく美味しいです。
トマト
適当に切ったトマトをやわらかくなるまでグツグツと煮込んでから頂きます。
酸味が新鮮で、甘辛いすき焼きの風味のアクセントになるので、味に変化をつけたい方にはおすすめです。
ただ、トマトは他のおすすめ具材に比べて味に癖があります。
大人数ですき焼きをする時は、事前にトマトを入れてもいいか聞いておいた方がいいかもしれません。
大根
おでんの定番具材である大根は、味がよく染みるので当然すき焼きにも合います。
中までしっかり味が染みるように小さめに切って入れるか、じっくり煮てから頂いてくださいね。
すき焼きの具材は入れる順番に注意!
すき焼きは他の鍋類と同じで具材を入れる順番に気を使いますが、ポイントさえ知っておけば意外と簡単です。
ポイントもそんなに多くはないので、すき焼きを作るときは覚えておいてくださいね。
ポイント1:一番始めは必ずお肉を入れる
最初は鍋に牛脂をひいて、脂がまわったら牛肉を数枚焼きます。
最初に入れた牛肉は食べる頃には固くなるかもしれませんが、この牛肉には出汁の役割があるので必ず入れてください。
始めは牛肉を数枚だけ入れるようにして、残りは野菜などを入れた後からにしましょう。
ポイント2:煮えにくい具材ほど先に入れる
肉が焼けると割り下を入れ、具材を入れていきますが、煮えにくいものから入れていくようにしましょう。
優先して先に入れたい具材は、
- 焼き豆腐
- しらたき、糸こんにゃく
- おもち
- 大根、ニンジン、ごぼう、しいたけ、白菜、もやし
などです。
焼き豆腐やしらたき、おもちは味をしみ込ませるため早い方がいいですし、水分を多く含む白菜や大根、もやしなどの野菜も他の具材を煮やすくするため早め目がおすすめです。
続いて、すぐに煮える春菊や長ネギ、トマトなどを、残しておいたお肉と一緒に入れるようにしましょう。
ただし、知っている方もいると思いますが、お肉としらたきは離して入れるようにしましょう。
しらたきに含まれる石灰がお肉を固くしてしまうことがありますので。
この順番で具材を入れると、全ての食材が同じ時間に煮詰まりやすくなるためより美味しくすき焼きを頂くことができます。
順番のポイントはこの2つだけです。簡単ですよね!
すき焼きは高級なイメージがありますが、肉は豚や鶏を使い、野菜も冷蔵庫に残っているものをそのまま使うと、意外にリーズナブルにできます。
すき焼きのたれは万能なので、よほどミスマッチなものでなければ味も満足できるはずです。
定番のすき焼きも美味しいですが、たまには他の具材にチャレンジして我が家だけの定番を探してみるのはいかがでしょうか?