魅力的なキャンペーンを開催してニュースで取り上げられる機会も多い、話題のスマホ決済アプリ・ペイペイ（PayPay）。
キャンペーン目的でダウンロードした人の中には、「使い方や残高の仕組みが分からない…」なんて方も多いのではないでしょうか？
とくにペイペイ（PayPay）の残高システムはややこしく、有効期限に気をつけないと大金が無効になる可能性があります。
また一度ペイペイ（PayPay）にチャージした残高を、銀行口座や現金で払い戻すことはできるのでしょうか？
今回ペイペイの有効期限や、残高払い戻しの有無についてお伝えします。
ペイペイ（PayPay）の残高は2種類ある
スマホ決済アプリ・ペイペイ（PayPay）は、お金をアプリにチャージして利用する一種のスマホ版・電子マネーです。
ペイペイ（PayPay）にチャージした分の残高は”ペイペイ残高”と呼ばれ、
- PayPayライト
- PayPayボーナス
の2種類あります。
PayPayライトとPayPayボーナスの違いは以下のとおり、
- PayPayライト → 銀行口座やクレジットカードでチャージした残高
- PayPayボーナス → 特典やキャンペーンで付与された残高
2つの残高の違いは”お金をチャージしたか、していないか”によって分けられ、チャージした方がPayPayライト、チャージせず残高に加わった分がPayPayボーナスとなります。
PayPayボーナスの具体例を紹介すると…
- ペイペイ（PayPay）をインストールした際に貰える初回利用者特典の500円
- ペイペイ（PayPay）で還元されて残高に加わった分
などが当てはまります。
ペイペイ（PayPay）で決済する際はPayPayボーナスが優先的に利用され、PayPayボーナスの残高がゼロになるとPayPayライトの残高にシフトされる仕組みになっています。
ペイペイ（PayPay）残高の有効期限に要注意！
PayPayライト・PayPayボーナスには有効期限があり、いずれも残高額が動いた日から数えて2年です。
例えば2019年3月2日にペイペイ（PayPay）を使って支払いを済ませた場合、有効期限は2019年3月2日当日から2年後の2021年3月2日となります。
（PayPayライトとPayPayボーナス、どちらも有効期限は同じ日です）
ペイペイ（PayPay）残高の有効期限はかなり長いので、普段からペイペイで決済している人は気にしなくても問題ないと思いますが…
キャンペーンに魅かれてペイペイ（PayPay）をダウンロードした後、数回使って放置している人は要注意です。
有効期限が切れるとペイペイ（PayPay）残高が大金でも一瞬でゼロになるので、放置する時は残高を消えても許せる額まで減らしておきましょう。
またペイペイ（PayPay）を使用する際の引き落とし先を、ペイペイ残高でなくクレジットカードにしている人も有効期限に注意です。
クレジットカード支払いを設定しているとペイペイ（PayPay）残高は減らないので、有効期限が切れると自然と残高がゼロになります。
ペイペイ（PayPay）の引き落とし先は必ず、ペイペイ残高が優先されるように設定しておきましょう。
ペイペイ（PayPay）の有効期限を確認する方法は？
前回いつペイペイ（PayPay）で決済したのか覚えていない場合、有効期限の確認は以下の手順で可能です。
- ペイペイのアプリを起動し、画面下メニューから「残高」をタップ
- 画面が切り替わった後、「あなたの残高」の下にある日付を確認
例えば残高表示画面に記されている日付が2019年3月1日なら、有効期限は記された日付から2年後（2021年3月1日）となります。
（2019年3月1日以降にペイペイで決済した場合、記載される日付が更新されて有効期限が延びます）
ペイペイ（PayPay）残高は払い戻しできる？
ペイペイの残高が少ない時は、
- チャージして増やす
- Yahoo!マネーか登録したクレジットカードで精算して残高をゼロする
といった対処法があります。
ただペイペイの残高を現金で払い戻したい人や、銀行口座・その他電子マネーに移動させたい人もいるはず。
結論をいえば、現時点ではペイペイ（PayPay）残高の払い戻しや移動はできません。（ペイペイ残高をチャージ後のキャンセルも不可）
ペイペイ（PayPay）残高はペイペイを使い全て使い切らないと、いずれはなくなるお金といえます。
有効期限はもちろん、チャージする金額も使い切れる金額を考慮して決定してくださいね！
ちなみに現時点ではペイペイ（PayPay）残高の払い戻しはできませんが、ペイペイの残高画面をみると銀行口座に出金機能が確認できます。
現在はタップしても「Coming soon!」が表示されるだけですが、ペイペイ（PayPay）側が払い戻し対応に向けて尽力しているのが分かりますよね。
ペイペイ（PayPay）残高の払い戻しが可能になるのは、おそらく時間の問題といえるでしょう。
