ニトリの大ヒット寝具といえば、暑い夏に大活躍する”Nクール”を思い浮かべますが、冬バージョンの”Nウォーム”が密かに人気なのは知っていますか?
Nウォームは吸湿して発熱、さらに保温性にも優れている冬用の寝具ですが、CMや口コミ効果により現在のニトリ商品の中で特に注目されています。
ただNクール同様、化学繊維で作られた寝具なので、静電気の有無について気になります。
今回、Nウォームの購入を検討している人に向け、商品の特徴や口コミはもちろん、種類別の洗濯方法や静電気が発生しやすいかもお伝えします。
ニトリのNウォーム、商品の特徴は?
ニトリのNウォームは”Nクールの冬バージョン”といえば分かりやすいと思いますが、冬専用の寝具として開発され、以下3つの特徴があります。
- 吸湿発熱
- 優れた保湿性
- 蓄熱性
Nウォームには体から発散される水分を熱に変え、布団の中を温かくする機能があります。
また布団内の湿気を吸収して熱に変換しているため、布団の中に湿気がこもらず、サラッと快適です。
ニトリのNウォームは布団に入り約5分で吸湿発熱効果を発揮するため、
- 布団に入っても体が温まらない
- 部屋が寒くて寝つけない
といった悩みを持つ人にとっては、理想の商品といえます。
商品の種類・グレード一覧
ニトリで販売されているNウォームは、Nクール同様に多くの種類、グレードがあります。
Nウォームの種類・グレードを分かりやくすくまとめておきます。
種類
- 敷きパッド
- 毛布
- 枕カバー
- 掛け布団
- カバーリング
- ペットベッド
グレード
- Nウォーム → スタンダートな商品
- Nウォームスーパー → Nウォームよりも温かく、高価
- Nウォームモイスト → Nウォームの温かさ+しっとり素材、Nウォームスーパーより高価
現在使用している寝具と一緒に使えるのはもちろん、種類やグレードが豊富なので予算・用途に合わせて商品を選べるのがいいですね!
正しい洗濯方法は?
サイズの大きい寝具は普段の手入れが大変ですし、中には洗濯機を使って洗えないものもあります。
洗えない寝具をクリーニングに持って行くのは大変なので、購入する前に種類別の洗濯方法について確認しておきたいところ。
Nウォームは機能性が高いので「洗濯の仕方が特殊かも…」と心配になる人もいると思いますが、洗濯方法はネットに入れて洗濯機で洗うだけでOK。
枕カバーだけでなく、毛布や掛け布団もネットに入れて洗濯機で洗えるので、小さいお子様がいる人も安心ですね!
※ペットベッドのみ手洗い推奨。(洗濯機を使うと中綿がかた寄り、型崩れするため)
※念のため、洗濯前に商品の洗濯表示は確認してください
ただ敷きパッドや毛布といったサイズの大きな寝具を洗濯する際は、極力他の衣類を入れないようにして単品で洗った方が、汚れは落ちやすいです。
また洗濯すればするほど機能性は落ちるので、洗濯頻度は可能な限り少なくしましょう。
(枕カバーなど肌に触れる寝具は1週間に1回、毛布や敷きパッドなど肌に触れない寝具は月1回で十分です)
Nウォームの口コミ!メリット・デメリットは?
ニトリのNウォームを購入し、実際に使用している人の口コミを調べたところ、
- 毛布+敷きパッドの組み合わせが最高、寒い朝は布団から出れない
- 厚みがありフカフカなので肌触り抜群!(敷きパッド)
- 布団に入れば、冬場でも暖房いらず
- 熟睡できるようになったので寝坊しそうw
といったような商品の保温性・発熱性を高く評価する内容が目立ちました。
口コミからNウォームの温かさは信頼できるレベルだと思いますが、機能性が高いゆえに
- 肌寒い程度の秋に使うと暑くて寝れにない
- 使っていると体がかゆくなる
といったマイナスな口コミもあります。
温かさの感じ方や肌の強さは個人差があるのでデメリットをなくすのは難しいですが、Nウォームの使用は本格的に寒くなる12月に入ってからがベストかもしれません。
また体がかゆくなるのは、Nウォームの吸湿機能による肌の乾燥や化学繊維の刺激が原因です。
かゆみが発生する仕組みはユニクロのヒートテックなど防寒下着と同じなので、防寒下着でかゆくなる方はNウォームの購入は控えた方がいいでしょう。
静電気は起きる?
気になる人はとことん気になる、寝具の摩擦で発生する”静電気”。
結論からいえばNウォームの素材は化学繊維で静電気除去機能もないため、確実に静電気が発生します。
(Nウォームのメイン素材として使われているポリエステルは、非常に静電気が発生しやすい物質です)
ただしNウォームの上位グレードである
- Nウォームスーパー
- Nウォームモイスト
上記2種類は静電気軽減を目的とした、特殊な糸を織り込んで作られています。
そのため「静電気が発生しない」とはいえませんが、通常のNウォームと比較した場合、静電気の発生はかなり軽減されます。
また上位グレードの使用と併せて、以下のような静電気対策をすれば、さらに静電気の発生は抑えられます。
- 加湿器を使い、部屋の湿度を上げる
- Nウォーム、その他寝具を選択する際は柔軟剤を使用する
- Nウォーム以外の寝具を天然素材(綿100%)の商品で揃える
化学繊維は天然繊維よりも温かさを得られる分、静電気発生のデメリットが必ずつきまといます。
完全に静電気を除去するのは難しいですが、商品のグレードを上げて静電気対策すれば気にならない程度にまで軽減することはできるはず。
より快適にNウォームを使用するため、普段から静電気対策を怠らないようにしましょう。
ニトリのNウォームは夏に人気のNクール同様、リピーターが多く口コミ評価も高いので、冬本番には品薄になりやすい商品といえます。
欲しいと思った時に売り切れだと辛いので、シーズン的に少し早い10月下旬~11月頃に最寄りのニトリで購入しておくといいでしょう。