荷物が多くて身動きが取れない時に頼りになるのがコインロッカーで、旅行先や出張先にはなくてはならない存在ですよね。
1日だけ預けるつもりなら気になりませんが、コインロッカーで長期間の荷物預かりを希望する場合、最大で何日荷物を預けられるのか把握しておきたいところ。
また近場はもちろん、旅行先など遠い場所でコインロッカーの荷物を取り忘れた時の対処法が気になります。
今回コインロッカーは荷物を最大何日預けられるのか、荷物を取り忘れた時の対処法も併せてまとめていきます。
コインロッカーは荷物を何日預けられる?
24時間以上コインロッカーに荷物を預けたい場合、預けておける(コインロッカーに荷物が入っている)最大日数は3日です。
コインロッカーは荷物を預けた日を”1日目”と換算し、3日目には管理会社の倉庫へ保管する流れになっています。
例えば10日にコインロッカーに荷物を預けると、12日当日中までならロッカー内に荷物が残っている可能性が高いです。
3日目を過ぎても荷物を取りに行かなかった場合、預けた荷物はコインロッカーの管理会社に没取され倉庫送りとなります。
倉庫に送られた荷物は倉庫内に最大30日間保管されますが、保管中も利用料金は発生します。
最終的に30日経っても荷物を取りに行かなければ、コインロッカーに預けた荷物の所有権を放棄したとみなされ、預けた荷物は処分されてしまいます。
コインロッカーに預けた荷物が倉庫送りになると、無駄に時間や交通費を使う羽目になるので、預けた荷物は必ず3日以内に預けた場所に取りに行きましょう。
コインロッカーの荷物、取り忘れた時の対処法は?
コインロッカーに荷物を預けて鍵を閉めた後、財布や定期券などを取り忘れた時の対処法ですが…
残念ながら、一度閉めた鍵を開けて荷物を取り出すしかありません。
取り忘れた荷物をコインロッカーから出した後、再び鍵をかける時はお金がかかりますが、こればかりは自業自得でどうしようもありません。
お金がもったいないと思うのなら取り忘れた荷物を諦めるしかないですが、それが無理なら勉強代と割り切って大人しく利用料金を払いましょう。
荷物の取り忘れを防ぐには、荷物を取り出して鍵をかける前に、もう一度忘れ物がないか再確認する作業が大切です。
必要な荷物を全て取り出した後も「必ず1つは取り忘れがあるはず!」と意識しておけば、確認作業にも力が入り取り忘れ防止に繋がります。
普段から頻繁にコインロッカーを利用する方は、スマホのメモ帳などを使い”手荷物リスト”を作成しておくのも取り忘れ防止対策としておすすめです。
手荷物リストと照らし合わせてコインロッカーから荷物を取り出せば、財布や定期券など絶対必要なものの取り忘れは防げるでしょう。
遠い場所にあるコインロッカーに荷物を忘れた時の対処法
荷物の取り忘れに気づいた際、すぐ行ける距離にコインロッカーがあればいいのですが、遠出した先のコインロッカーだと今すぐ取りに行けないですよね…
旅行先など、すぐ行けない場所にあるコインロッカーに荷物を忘れた時は、コインロッカーの管理会社に即連絡してください。
管理会社の連絡先は、コインロッカーに荷物を預けた時に出るレシートに記載されています。
レシートが出ないタイプのコインロッカーを利用していたなら、ロッカーが設置されていた施設に問い合わせてみるといいでしょう。
コインロッカーの管理会社に連絡した後は、担当者に
- 利用していたロッカーの番号
- 預けていた荷物の詳細
- コインロッカーを使用した日数
を伝え、現在の状況について調べてもらいます。(情報は分かる範囲で大丈夫です)
荷物確認後の対応は管理会社によって変わりますが、基本的にはロッカー代金の支払い方法を告げた後、着払いでロッカーに預けた荷物を送ってくれるはずです。
預けた荷物によってはロッカー代以上の金額を支払わないとダメなので、遠出した先のコインロッカーに荷物を預ける際は、いつも以上に取り忘れに注意してくださいね。
今回紹介したコインロッカーに荷物を預けられる期間や倉庫での保管期間は一例で、管理会社次第で対応が変わる可能性も高いです。
- 荷物を何日預けられるのか?
- 取り忘れた時はどうすればよいのか?
これらの情報はコインロッカーに貼付されている「貸ロッカー使用約款」と、「コインロッカー営業案内」に記されています。
(営業案内には管理会社の名前と連絡先、使用約款はロッカーに預けた荷物の取り扱いについて書かれています)
コインロッカーを利用する際、普段から使用約款と営業案内をチェックする癖をつけておけば、いざという時役に立つかもしれませんよ。