車のドアは冬場、最も静電気の被害を被りやすい場所といえるのではないでしょうか。
毎回車のドアに触れる前に緊張が走る人も多いと思いますが、なるべく安く・簡単に静電気は防ぎたいところ。
今回、車のドアの静電気対策としておすすめの方法を
- 無料でできる方法
- 100均の静電気対策アイテムを使って防ぐ方法
の2つに分け、合計で5つ紹介していきます。
そもそも”静電気”はなぜ冬場だけ起きやすい？
冬に静電気が起きやすいのは
- 乾燥
- 重ね着
が原因です。
空気が乾燥すると体に帯電した電子が発散されにくくなるため、体内に電気がどんどん貯められていきます。
さらに冬場はセーターなど摩擦の強い洋服+アウターなど重ね着する機会が多いため、Tシャツ1枚ですごせる夏場に比べて帯電しやすいです。
体に電気がたまった状態で車のドアなど金属に触れると、体内の電子が一気に金属の部分へ移動し、その際「バチッ！」と静電気が発生し、手に激しい痛みを感じるのです。
無料でできる車のドアの静電気対策！
静電気対策として有効なのは、体に帯電している電気を少しでも放電させておくこと。
無料で簡単に静電気対策はできるので、静電気に困っている人はまず今から紹介する静電気対策を試してみましょう！
車のドアに触れる前に地面をタッチ
無料で1番おすすめな静電気対策が、ドアに触れる前に地面を触っておく方法です。
静電気が一気に車のドアへ移ろうとする前に地面に触り放電しておけば、何もしない時より指先がバチッとなるのを防げます。
地面タッチは周りの人からすれば少し変な行動にみえますが、靴ひもを結んだり物を拾うふりをしつつ自然に触れれば違和感はありません。
簡単・無料で効果もそこそこ期待できるので、静電気に困っている人はまず試してみましょう。
車のドアに触れる前、手を濡らす
静電気対策する上で非常に大切なことですが…車のドアに触れる時、手が湿っていれば静電気は起こりません！
極端な話、大唾を手にかけて車のドアに触れると静電気は起きませんが、こんな方法を実践する人は絶対にいないですよね(^-^;
そのため唾以外で手を湿らせられる
- 手洗いする
- ウエットティッシュで手を拭く
- 水を入れたスプレーボトルを持ち運び、ドアに触れる前に手にかける
- 水筒のお茶を少し手にかけてから。車のドアに触れる
- 濡れた手を拭いた湿ったハンカチを触る、もしくは手と車のドアの間に挟んで触れる
これらの方法で車のドアに触れる前に手を湿らせらせておけば、静電気対策になります。
ただ手の湿気がなくなるとまた帯電が始まるので、手を湿らせた後はすぐ車のドアに触れるようにしてくださいね。
100均で静電気対策！おすすめアイテム3つ
100均には色んな静電気対策アイテムが売られていますが、今回どの店舗でも購入できるおすすめのアイテムを3つ紹介します。
静電気軽減ブレスレット
冬場ほぼ全ての100均店舗で販売されている静電気対策アイテムが、静電気軽減ブレスレットです。
一昔前に100均で売っていた静電気軽減ブレスレットはデザインがダサいのが欠点でしたが、現在はデザインも改良されてオシャレな見た目のものが増えました。
静電気対策で静電気軽減ブレスレットを着用する際は、体内の電気を放電させるため袖から見える状態で装着するのがおすすめ。
ただしあくまで静電気軽減なので、使用感は”ないよりはマシ”程度です。
静電気による痛みを軽減させるブレスレットだと思い、性能を過信せず装着するようにしましょう。
静電気除去キーホルダー
ブレスレット同様、冬場になると大体の100均店舗で見かけるようになる静電気対策アイテムです。
車のドアに触る前に静電気除去キーホルダーをタッチすれば、帯電している電子を放出させられます。
無料でできる静電気対策で紹介した”地面を触る方法”と静電気を防ぐ原理は一緒ですが、キーホルダーならかばんや車のキーにつけて、さりげなく静電気対策ができます。
静電気除去キーホルダーは車のドア以外にエレベーターのボタンなど、静電気が発生しやすい色んな場所で活躍してくれます。
ただ触るのを忘れて痛い思いをすることも多いので、他の静電気対策アイテムと組み合わて使用するのがおすすめです。
静電気ガードスプレー
静電気の原因の一つが、洋服同士が擦れる際に発生する電気です。
服を着替えるタイミングで100均で買える静電気ガードスプレーを使い、摩擦によって起きる電気の対策を行っておくのもおすすめです。
効果的にはブレスレットを同じ程度で、完全に車のドアに触れた時の静電気を防ぐことは難しいですが、静電気による痛みは軽減されるはず。
静電気ガードスプレーはブレスレットやキーホルダーより手間がかかり、費用対効果も低いです。
ただ色んな静電気対策アイテムと併せて使用すれば、静電気による被害は最小限に抑えることができるでしょう。
今回紹介した無料や100均アイテムを使って静電気対策を行う場合、
100均ブレスレット+100均キーホルダー単品+ウエットティッシュで手を拭いてから車のドアに触れる
といったように、色んな方法・アイテムをなるべくたくさん組み合わせて実践するようにしてくださいね！
