色んな種類の味が楽しめてモチモチした食感がくせになるベーグルは、女性中心に大人気ですよね。
私も一時期ベーグルにハマって毎日のように食べていましたが、パンとの違いが未だによく分かりません…
そもそも、ベーグルはパンと何が違うのでしょうか?
また、ベーグルは美味しいだけでなくカロリーも低いので、ダイエットに最適な食品と言われています。
今回ベーグルとパンの違いや、なぜベーグルがダイエットに最適なのか、その理由についてお伝えします。
ベーグルとパンの違いは?
ベーグルはパンと似ているため、「どちらも変わらないのでは?」と思っている人は多いと思います。
しかし、ベーグルとパンには明確な違いがあるので、まずそれぞれの特徴について紹介します。
原料が違う
パンの主な原料は小麦粉と水やイーストで、バターや卵などを使用して作られる場合が多いです。
ベーグルも主な原料は小麦粉と水やイーストでパンと同じですが、バターなどの油脂類や牛乳、卵は使われていません。
そのため、ベーグルはパンに比べて脂肪分が少なくカロリーが気になる人でも安心して食べることができます。
作り方が違う
パンは発酵させた後、焼いて完成ですが、ベーグルは発酵させた生地を熱湯で茹でた後に焼いていきます。
熱湯で茹でると生地の表面にデンプンの膜ができるので、熱を加えても生地の中の水分が蒸発しにくくなります。
ベーグル特有のモチモチ感はこの工程のおかげで生まれます。
カロリーはどっちが高い?
原料の違いからベーグルはヘルシーだと分かりましたが、一般的な食パンとカロリーを比べると低くなっているのでしょうか。
各100gのベーグルと食パンのカロリーを比較すると、
- ベーグル(100g):210kcal(糖質1.0g)
- 食パン(100g):264kcal(糖質4.4g)
となります。
カロリー・糖質ともにベーグルの方が低くなっているので食パンよりもヘルシーであることは間違いないようです。
また、ベーグルと食パンでは食べ方も変わります。
ベーグルは野菜や卵をサンドして食べることが多いですが、食パンはジャムやバターを塗って食べることが多いです。
食パンは知らないうちに高カロリーになる食べ方をしている場合が多いのです。
その分、食べ方もヘルシーなベーグルはカロリーを抑えたい人にピッタリの主食といえます。
ベーグルはダイエットに最適な食品?
ベーグルはパンに比べて低カロリーなので、パンと置きかえて食べることでダイエット効果が期待できます。
また、低カロリー以外にもベーグルがダイエットに最適な理由が2つあります。
少量で満腹感が得られ、腹持ちが良い
ベーグルはモチモチしているので、自然と噛む回数が増えます。
咀嚼をたくさんすると満腹中枢が強く刺激されるため、量を食べなくても十分な満腹感が得られます。
ちなみに、咀嚼によって顎の筋肉を使えば、顔痩せの効果も期待できます。
GI値が低い
GI値が低い食品は血糖値の上昇を緩やかにするため、太りにくいとされています。
食パンのGI値が91、白米のGI値が81に対し、ベーグルのGI値は75とかなり低いです。
また、GI値が低い食品はお腹にたまりやすいと言われているので、腹持ちも良いです。
ベーグルはパンやご飯より、ダイエット中の主食にはピッタリの食品と言えるでしょう。
ダイエットにおすすめ!ベーグルの食べ方
ベーグルを主食代わりに食べることでダイエットになると分かりましたが、より効果的な食べ方はあるのでしょうか?
ベーグルでダイエットする際に気をつけることをまとめます。
主食をベーグルに置き換えるなら朝食か昼食!
一日3食の主食をすべてベーグルにすると栄養バランスが悪くなるので、3食のうち1食をベーグルに置き換えるようにします。
素早く食べられて腹持ちも良いベーグルは、朝食か昼食で主食と置き換えるといいでしょう。
夕食はお米や麺類にするなど、バランスを考えて工夫してください。
ちなみにGI値で言うと、お米も白米より玄米や五穀米の方が低いです。(玄米、五穀米のGI値はともに55)
玄米や五穀米だけだと食べづらいので、白米と混ぜて食べるようにしましょう。
1回の食事で食べるベーグルの量は1個
いくら低カロリーでも、食べ過ぎてしまっては逆効果です。
1回の食事で1個のベーグルを時間をかけてゆっくり噛んで食べましょう。
食物繊維を含む野菜や果物と一緒に食べる
食物繊維には血糖値の上昇を抑える働きがあるので、ベーグルを一緒に食べるとダイエット効果がアップします。
普段よく食べる野菜やフルーツにも食物繊維は含まれていますが、レタスやりんごなどは含有量が少なめです。
食物繊維の含有量が多い野菜と果物を紹介するので参考にしてください。
食物繊維を多く含む野菜
- エシャロット
- オクラ
- 芽キャベツ
- ごぼう
- モロヘイヤ
食物繊維を多く含む果物
- アボカド
- キウイ
- きんかん
- いちじく
ベーグルは低カロリーなだけでなく咀嚼を促し腹持ちも良いことが分かったので、ダイエット時の主食にしようと思った人も多いのではないでしょうか?
毎日3食がっつり食べている人は、まず朝食のパンやご飯をベーグルに変えてみてください。
食物繊維が豊富な野菜と一緒に食べるだけでダイエット効果が得られるはずです!