栄養満点で長期保存できるらっきょうは、おつまみやカレーに添えて食べると美味しいですよね。

らっきょうを美味しく漬けるには、旬の時期やつけるタイミングを把握することが肝心です。

また、漬けた後のらっきょうの賞味期限や食べるのを避けた方がよい状態についても知っておきたいですよね。

今回、我が家で実践しているらっきょうの漬け方や漬けた後の賞味期限についてまとめました。

スポンサーリンク

らっきょうの漬け方(塩漬け・甘酢漬け)

らっきょうの漬け方、味は家庭によっても様々かもしれません。

今回紹介するのは、我が家で作っている塩漬けと甘酢漬けのやり方です。

塩らっきょうの漬け方

材料
  • らっきょう 1kg
  • 粗塩 80~100g
作り方
  1. らっきょうを水洗いして薄皮を剥がし、らっきょうの上下を切ってそろえる
  2. 塩をふりかけながら、らっきょうを保存用の瓶に入れていく
  3. らっきょうがひたひたになるまで水を入れる
  4. 落し蓋をして約2週間、冷暗所で保存する
  5. 泡がふつふつとして発酵しはじめたら、新しく作った3%の塩水に漬けなおす
  6. 1ヶ月間漬けて完成!食べる際は必要な分だけ塩抜きします

甘酢らっきょうの漬け方

材料
  • 塩漬けらっきょう 500g
  • 酢 250cc
  • 砂糖 70g
  • 赤唐辛子(種を除き小口切りにしておく) 2本
作り方

事前に2週間程塩漬けしたらっきょうを塩抜きして、ざるに拡げて2時間程日光に当てておきましょう。

その後、甘酢を作ります。

  1. 砂糖と酢を合わせて火にかけ、砂糖が溶けたら火を止める
  2. 甘酢が冷めた後、小口切りした赤唐辛子を加える
  3. 熱湯消毒した瓶に日光に当てたらっきょうを入れ、甘酢を注ぎ込む
  4. 瓶のふたをして冷暗所で保存。1週間程おいた後、必要な分だけ小分けにして食べるようにしてください

 

らっきょうを美味しく漬けるコツ

スーパーでらっきょうを選ぶ際は、

  • 全体的に丸みを帯びてふっくらしているか
  • 芽が伸びていないか(芽が伸びているのは出荷後、日数が経過したものが多いため)

この2つをチェックしましょう。

ふっくら丸みを帯びて芽が伸びていないらっきょうは、新鮮で実がつまっているので美味いです。

もし、シャキシャキした食感を楽しみたいなら、歯ごたえの良い土付きらっきょうがおすすめです。

スポンサーリンク

らっきょうの旬やつける時期はいつ?

らっきょうの旬は5~7月、スーパーに出回り始めるのは6月頃になります。

産地で一番多いのは全体の45%を占める鳥取県産で、その後に鹿児島県産、茨城県産と続きます。

つける時期に決まりはないですが、少しでも美味しく頂くには旬の時期がおすすめです。

旬のらっきょうがスーパーに並び始める6~7月頃に購入して、すぐに漬けると美味しい甘酢漬けや塩漬けができます。

 

スーパーや通販で購入した生のらっきょは傷みやすいです。

購入後すぐ使わない場合、乾燥を防ぐため新聞紙にくるんだりポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

保存後もなるべく放置せず、早い段階で使い切ってくださいね。

 

漬けたらっきょうの賞味期限は?

生のらっきょうは早急に調理すべきですが、漬けた後の賞味期限は長く、少しずつ食べたとしても1年はもちます。

ただし、日光があたる場所や湿度の高い場所を避け、冷暗所で保存した場合に限ります。

また、冷暗所で保存していても、頻繁に蓋の開け閉めをしていると空気に触れる回数が増えるため傷みが早くなります。

保存したらっきょうを頻繁に食卓に出す場合、使う分(1ヶ月分程)だけ別容器に移して保存しておきましょう。

 

傷んだらっきょうの見分け方

自家製の甘酢らっきょうは、空気に触れているため時間が経つと白いものが浮いてきたり、白く濁ったりすることがあります。

これは、らっきょうを漬けた容器に雑菌が着いていたり、保存場所の温度や湿度が高いことが原因で漬け汁に雑菌やカビが繁殖しているためです。

そのままにしておくと、さらに雑菌やカビが繁殖するので、白く濁った漬け汁はすべて捨てましょう。

 

その際、らっきょうの弾力やニオイを確認して、

  • 異臭がする
  • らっきょうを触るとブヨブヨしている
  • らっきょうを触るとヌルヌルしている

このような状態になっていれば、諦めてらっきょうも一緒に捨てるようにしてください。

 

らっきょうに異常がなければ、もう一度漬けなおして食べることができます。

以下の手順でらっきょうを漬けなおしましょう。

  1. 漬けていた容器をキレイに洗い、煮沸消毒する
  2. 煮沸消毒した容器を2~3時間程直射日光に当て、完全に乾かす(瓶は中も完全に乾いたことを確認する)
  3. 新しい漬け汁を作りらっきょうを入れる

作り直した後は、必ず冷蔵庫にいれて保存するようにしましょう。

漬けなおした後、また漬け汁が白く濁った場合、らっきょうに雑菌が繁殖している可能性が高いのですべて処分してください。

 

ちなみに、市販の甘酢らっきょうや塩漬けらっきょうは自家製のものより長持ちします。

冷暗所で保存すれば開封後でも2年以上、未開封だと5年程もちます。(私の母は3年くらいかけて市販の甘酢らっきょうを食べていました)

非常食として常備しておけば、いざという時に役立つかもしれないですね。

 

 

らっきょうは漬けたものが売られている場合が多いですが、自分で一から漬けると美味しさも倍増するはずです。

長持ちさせるため保存方法にだけ気をつけて、自家製の塩らっきょうや甘酢らっきょう作りに是非チャレンジしてください!

スポンサーリンク