箱買いがお得なみかんは、冬になると大量にストックする家庭は多いと思います。

ただ箱買いしたみかんは通気が悪いので、そのまま保管するとカビやすいのが欠点ですよね。

大量のみかんを箱に入れたまま保管し、知らない間にほぼ全滅していた…なんて経験がある人もいるのではないでしょうか?

今回みかんがカビない方法と、箱買いしたみかんのカビ・腐りを防ぐ正しい保存方法についてまとめていきます。

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みかんがカビない!保存方法のコツは?

みかんのカビを防ぐには、

  • 涼しい場所で保存
  • ヘタを下に向けて保存
  • カビを防ぐ対策を行ってから保存

この3つが大切です。

さっそくそれぞれのカビない方法を、より詳しくまとめていきます。

 

涼しい場所で保存

みかんに適した保存場所は日陰で風通しが良く、温度変化が少ない涼しい場所です。

コタツで食べるために暖房の効いたリビングにみかんを置いていると、すぐにカビが生えたり腐ったりします。

暖房をつける部屋は温度変化が激しく風通しも悪くなりがちなので、みかんを保存する場所は最低限エアコンなどの暖房器具をつけないところにしてください。

 

家の中でみかんの保存に適しているのは、窓から直接日が入らず、暖房もつけない廊下や玄関・階段です。

涼しい場所でみかんを保存すると適度に冷えるので、温かい部屋で食べる時は格段に美味しく感じるはずです♪

 

ちなみに冷蔵庫は温度変化が少なく涼しい保存場所ですが、みかんが乾燥して味が劣化するのでおすすめできません。

ただ夏場は冷蔵庫に入れないとすぐに腐ったりカビが生えるので、みかんは袋に入れて野菜室で保存しましょう。

野菜室で保存したみかんは1ヶ月ほど日持ちしますよ。

 

ヘタを下に向けて保存

みかんのヘタを下に向けて保存すると、固いヘタが盾となりみかんの中身が重力で潰れるのを防げます。

みかんが潰れるとカビが生えやすくなるのはもちろん、他のカビが生えたみかんから伝染しやすくもなります。

 

数が多いほどカビ発生のリスクが高まるので、全てのみかんのヘタを下に向けて保存し、傷まないようにしてください。

 

カビを防ぐ対策を行ってから保存

保存場所・保存状態よりダイレクトにカビを防ぐ保存方法が、アルコールスプレーによるカビ菌の除去です。

下のような食品用のアルコールスプレーをみかん一つ一つに噴射し、殺菌してから下向きにして、涼しい場所で保存しましょう。

 

 

よりアルコールの殺菌効果を高めるためには、

  • スプレーする前に表面を拭き、水分や汚れを取り除く
  • スプレー後アルコールが蒸発してから保存する(30秒ほど放置した後、表面を拭いて保存するのがベスト!)

この2つがポイントです。

少し手間がかかりますが今まで紹介した3つの保存方法を併せて実践すれば、みかんがカビない確率はグッと高くなりますよ。

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腐りやすい・カビやすい箱買いみかん、保存方法のコツは?

保存方法さえ気をつければ、カビやすい箱買いみかんでも見た目・味ともに良い状態を長持ちさせられます。

箱買いみかんの保存方法、正しい手順がこちら。

  1. 購入後、みかんを全て箱から出す
  2. 全てのみかんに軽く触り、現時点で傷んでいる(柔らかくなっている)ものがないか確認
  3. 傷んでいるみかんだけ別で保存し、優先的に食べていく
  4. みかんの箱にアルコールスプレーを噴射。蒸発後、段ボールの側面に数か所穴を空けて風通しを良くする
  5. 傷んでいないみかんにアルコールスプレーを噴射し、しっかりアルコールを蒸発させる
  6. 湿気を吸う役割のある新聞紙を底に敷き、その上にみかんのヘタを下にして並べていく

 

みかんを並べていく際、2段目・3段目など段の間に新聞紙を敷くとより湿気を防げますが、あまり積み重ねると重みで傷みやすくなります。

重さ・通気性を考えると、積み重ねるみかんは3段までにしておきましょう。

面倒かもしれませんが、余ったみかんは別のダンボール箱で同じように保存するか、ざるなど通気性の良い容器に入れて保存してください。

 

袋で買ったみかんは、開封してから正しい保存方法を実践する!

袋で買ったみかんは箱買いしたものと違い、帰宅後すぐに袋から取り出し、正しい保存方法を実践する必要はありません。

むしろ開封すると外のカビ菌と触れてしまう恐れがあるので、カビない方法としては失敗といえます。

袋買いしたみかんなら量もそこまで多くないので、重みで傷む可能性は低いです。

食べる時まで袋のままで保存しておき、開封後にアルコール殺菌を行い、ヘタを下にしてから涼しい場所で保管しましょう。

 

 

残念ながらカビない方法を実践しても、みかんにカビが生えてしまうことはあります。

カビが生えた時に忘れないでほしいのは、カビが生えたみかんをそのまま放置しないことです。

放置すると周りに伝染していくので、みかんを1週間以上保存している場合、食べる前に残っているみかんの状態も確認するようにしてくださいね。

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