リップクリームが溶けたり折れたりすると、「最悪だ…」と心もポッキリ折れてしまいがちですよね。
できれば修復して同じリップクリームを最後まで使い続けたいですが、今すぐ簡単に修復する方法なんて思いつきません…
またリップクリームが溶けたり折れたりするのは、使い方や保存の仕方を間違っている場合が多いです。
今回リップクリームが溶けた・折れた時の修復方法をお伝えするとともに、溶ける温度についてもまとめていきます。
リップクリームが溶けた時の修復方法
スティックタイプのリップクリームが溶けた時の修復方法は、冷蔵庫に入れてもう一度固めるだけ。
冷蔵庫で半日冷やしても固まらなかった場合、今度は冷蔵庫に移して半日間凍らせてみましょう。
冷凍庫で固めると品質が劣化しやすくなるので、溶けたリップクリームの修復方法は
- 冷蔵庫で冷やす
- 固まらなかったら冷凍庫で凍らす
上記の順番で行うようにしてください。
再び固まったリップクリームは形がいびつになりますが、今まで同様の使い方で最後まで使用できます。
ただ溶ける前に比べて塗りやすさや保湿効果が落ちているので、使い心地は悪くなるかもしれません。
一旦溶けたリップクリームの品質を溶ける前の状態に戻すのは難しいので、修復後に使い心地が悪いと感じるのなら買い替えをおすすめします。
リップクリームが折れた時の修復方法
先端を少しだけ出して使っていれば、リップクリームが折れることはまずありません。
ただ中には先端をだいぶ出して使う人もいるので、もしリップクリームがポッキリ折れてしまった場合、以下の修復方法を実践しましょう。
- 折れたリップクリームの切断面をドライヤーで温め、柔らかくする
- 切断面部分が柔らかくなれば、折れたリップクリームを元のリップクリームとくっつける
- 横からはみ出たクリームをキッチンペーパーや清潔な布、ハンカチ等で拭き取る
- 手を放しても折れない状態になった後、入れ物にしまって蓋をしめる
- 冷蔵庫で半日保存して修復完了!
折れたリップクリームをくっつける時は手をきれいに洗うか清潔なビニール手袋を装着し、折れたリップクリームに汚れがつかないようにしてください。
またドライヤーで温める際はリップクリーム全体を温めると品質が劣化するので、必ず切断面だけを温めるようにしましょう。
修復後は修復前に比べ強度が弱くなるので、取り扱いには十分に注意して下さいね。
ドライヤーはライター・チャッカマンでも代用可能!
ドライヤーがすぐに用意できない時や、効率良く切断面だけを溶かしたい時はライターやチャッカマンがおすすめ。
ライターやチャッカマンなら切断面のみをピンポイントで温めやすいですし、ドライヤーより早くリップクリームを溶かせるので時間の短縮になります。
ただしライターやチャッカマンは火を使うので、ドライヤーよりも取り扱いには要注意です。
リップクリームが溶ける温度と、溶けるのを防ぐ対策
リップクリームは25℃以上から柔らかくなり始めるものが多く、30℃以上になると溶けて変形する可能性が高くなります。
また湿気にも弱いので、ジメジメした風通しの悪い場所に長時間保管するのも避けるべきです。
自宅で保管するなら風通しが良く直射日光が当たらない場所、外に持ち運ぶ時はポーチやバッグの奥など、比較的高温になりにくい場所に入れるようにしましょう。
夏場で気温が30℃を超えるような日は、なるべく持ち運ばないようにして冷蔵庫に入れて保管しておくのがおすすめです。
ちなみにバックの外ポケットや、ズボン・シャツ・アウターのポケットにリップクリームを入れるのはおすすめできません。
バックの外ポケットは中ポケットに比べて温度変化が激しいので、リップクリームの品質劣化に繋がります。
ズボンやシャツ、アウターのポケットは体温でリップクリームが温められ溶けやすくなるので、気温が25℃以下でも溶け始める可能性があります。
リップクリームは冬場でも、持ち運ぶ時はポーチやバッグの奥に入れるようにしてくださいね。
リップクリームは溶けたり折れたりしても、すぐに修復できます。
ただ修復後の品質劣化は避けられないので、なるべく保管場所や使用方法に気をつけ、溶けたり折れたりするのを防ぐようにしましょう。
ちなみにリップクリームが溶けたり折れたりして使えない状況になった時は、ハンドクリームでも代用可能です。
修復方法をすぐ実践できない時は、ハンドクリームを利用して一時凌ぎするのもおすすめですよ!