何年も何十年も色んな人の手を渡り歩いていく小銭は、変色したものや真っ黒なものなど様々ですよね。
小銭を誰かに渡す時、新品同様の綺麗な状態にできれば、貰った相手も自分自身もハッピーな気持ちになるはず。
今回、素早く簡単に小銭を綺麗にする方法を3つお伝えしたいと思います。
黒くなった1円玉~500円玉も、磨き方次第では新品とほぼ変わらないほどピカピカにすることもできますよ♪
小銭をピカピカにする前の下準備!磨き方の注意点
小銭を綺麗にする方法を紹介する前に、1点だけ注意してほしいことがあります。
それは”小銭をピカピカにしたいからと、度の過ぎた磨き方をしない”ということです。
小銭を削りすぎて文字や模様が消えたり、形が変わる・穴が開くなど、元の状態から著しく見た目が変わった場合、小銭を加工したとみなされ法律違反になります。
さすがに小銭に刻まれている文字や模様が消えるまで磨いたり、穴が開くまで削る人はいないと思いますが…
小銭を磨く・削る行為は、度が過ぎると罪に問われる可能性があると理解した上で行ってください。
小銭を綺麗にする前に、手の油分をとっておく
小銭の表面には、たくさんの人の手の油分が付着しているので、綺麗にする方法を実践する前に取り除いた方が、汚れは落としやすくなります。
小銭に付着した手の油分は、
- 硬貨の表面を消しゴムで擦る
- 効果の表面に食器用洗剤をつけ、軽くこすりながら洗う
上記のどちらか、もしくは両方の作業を行えば、ある程度取り除けます。
これらの作業をするだけで汚れが落ちやすくなるので、下準備として実践しておきましょう!
【小銭を綺麗にする方法 その1】レモン汁+塩につける
- 対象硬貨 ⇒ 5円・10円・50円・100円・500円
- おすすめ度 ⇒ ★★★★★
手順
- レモン汁と塩を混ぜた液体に汚れた硬貨を浸ける
- 10分ごとに3,4回かきまぜた後、一晩浸けたまま放置する
- 一晩浸けた小銭を歯ブラシや布などで磨き、汚れをふき取る
小銭を酸性の液体に浸けると、汚れた部分が自然と浮き上がり取れやすくなります。
塩の量は一つまみ(底に少し残る程度)入っていれば十分です。
一晩浸けた小銭は歯ブラシでゴシゴシ擦った後、布で擦りながら汚れをふき取ると、より綺麗になります。
【小銭を綺麗にする方法 その2】ケチャップを塗る
- 対象硬貨 ⇒ 5円・10円・50円・100円・500円
- おすすめ度 ⇒ ★★★★☆
手順
- 汚れた硬貨に、まんべんなくケチャップを塗る
- 一晩そのまま放置する
- 歯ブラシや布で擦りながら、ケチャップと汚れを落とす
小銭が綺麗になる原理はレモン汁+塩と同じで、ケチャップには酢(酸性)と塩が含まれているため小銭の汚れを浮かせる働きがあります。
レモン汁+塩の方が小銭はピカピカになりやすいですが、ケチャップは硬貨にまとわりつくため混ぜる手間がかかりません。
「小銭を綺麗にしたいけどレモン汁がない…」なんて時は、ケチャップで代用しましょう。
【小銭を綺麗にする方法 その3】コンパウンドで磨く
- 対象硬貨 ⇒ 1円・5円・10円・50円・100円・500円
- おすすめ度 ⇒ ★★★☆☆(1円玉のみ★★★★★)
手順
- 小銭にコンパウンドをつける
- 綿棒で硬貨を擦りながら汚れを取り除く
- 綺麗になればコンパウンドを洗い流して完了
1円玉は酸性につけると溶け出すのでレモン汁+塩やケチャップの対象外でしたが、コンパウンドで擦る方法は全硬貨に使えます。
コンパウンドは購入に費用がかかるので”今すぐ・簡単に”とはいきませんが、今回紹介する小銭を綺麗にする方法の中では、最も小銭をピカピカにできます。
|
コンパウンドは車のキズ消しに使われているアイテムです!
磨き方は小銭にコンパウンドをつけた後、やさしく円を描くように綿棒で擦っていくだけ。
時間はかかりますが、汚い硬貨がみるみるうちにピカピカになるので、見ていて気分爽快です。
1円玉以外ならレモン汁+塩やケチャップで汚れを落とした後、さらにコンパウンドをつけて磨くと、小銭を超ピカピカにできますよ♪
小銭をピカピカにする際のポイントは、”表面の皮脂を落としてから、小銭を綺麗にする方法を実践する”という点です。
消しゴムやレモン汁・塩・ケチャップは、ほぼ確実に家庭にあるアイテムなので、買い物に行く手間や余計なコストをかけずに実践できるのがメリットです。
ただし1円玉の材料はアルミニウムで酸性につけると溶け出すので、レモン汁やケチャップで綺麗にするのはやめてくださいね。