家電は高価なものが多いので、できるだけ安く買いたいと誰もが思っているはず!
家電量販店で買い物する時は、少しでも安く購入しようとあの手この手で値引き交渉を考える人は多いのではないでしょうか?
値引き交渉って教えてもらう機会がないので、どうやって行うのが正解なのか分からないですよね。
「安くして!」といっても、値引き慣れしている店員は上手く理由をつけて最小限の割引で済ましてそうな気がしますし。
また、値引き交渉は平日やまとめ買いする時の方が、成功しやすいのでしょうか?
今回、家電の値引き交渉を成功させるコツについて実際に交渉慣れしている人の戦術を徹底的にお伝えします!
値引き交渉の前にやっておくこと
欲しい家電の目星をつけておく
家電量販店で店員の説明を聞いてから決める人も多いと思いますが、これは店員が売りたい商品を買わされる可能性があるので危険です。
特にこだわりがない方は勧められる商品を購入する形で構わないでしょう。
しかし、店員イチオシの商品は大抵値引きされている場合が多いので、さらなる値引き交渉は難しいです。
「この価格で限界です!」と言われると、既に大幅に割引されているので納得せざるをえません。
目星をつけた家電の最安値を調べる
価格.comで目星をつけた家電の最安値を調べておきましょう。
最安値を知っておくことで、これくらいの値段だったら買ってもいいかなと見当をつけやすくなります。
また値引き交渉に備えて、スマホで欲しい家電の最安値が記された価格.comのページを保存しておきましょう。
家電を買いに行くタイミングはいつ?
平日・土日祝、どちらも家電を買いに行くタイミングとしてメリット・デメリットがあります。
平日
メリット
- 比較的店員に時間があるため、相談にも丁寧に乗ってもらえる
- 値引き交渉もじっくりできるので、納得した上で家電を購入しやすい
デメリット
- 土日に比べて値引き商品や値引き率が悪い場合が多い
土日祝
メリット
- 大型の家電量販店はほぼ毎週イベントを開催するので、一部商品が価格.comの最安値に匹敵するほど安くなる場合がある
- 買い物目的の来客が多いため、家電量販店同士の価格競争も激化する。そのため、平日よりも無理な値引きが通りやすい
デメリット
- とにかく慌ただしいので、値段は安くなっても店員にうまく丸め込まれた感が出る
- 欲しいものが決まっていない場合、店員のおすすめを購入して後で後悔するかもしれない
このように一長一短なので、“平日が良い”“土日祝が良い”と一概には言えません。
“満足度を優先するなら平日”
“とにかく値段の安さを優先するなら土日祝”
と、重視する点を分けて考えるようにしましょう。
ちなみに、月末や決算期は売上目標を達成するために大幅値引きに応じてくれる可能性が高いです。
家電を買いに行くなら、平日か土日祝かよりも月末や決算期を狙っていきしょう!
家電値引き交渉を成功させるコツ
家電量販店の社員と交渉しよう
家電量販店の売り場には、家電量販店の社員とメーカーの社員が同じように接客しています。
メーカーの社員とは、パナソニックや日立などのメーカーから応援で来ている人です。
メーカーの社員は値引きの権限をもっていないので、値引き交渉の際は家電量販店の社員に確認を取らないといけないため二度手間になります。
また、間違いなく自社の商品を勧めてくる(自社商品に関する知識しかない)ので公平な意見を聞くことはまず無理です。
商品の意見を聞く時点から、家電量販店の社員と話をするようにしましょう。
メーカー社員は、自社のロゴが入ったジャンバーを着ているのですぐ分かります。
私の経験上、おばさん系のメーカー社員は押しが強くてしんどいので絶対に話しかけるのはやめましょう。
また、話しかけられても「何かあれば相談します!」とかわすようにしましょうね。
必要なものは1つのお店でまとめ買いする
1つ1つがそれほど高価でなくても、まとめ買いすると結構な金額になったりしますよね。
やはり、高額購入してくれるお客さんは店員にとっては神様なので、値引き交渉にも笑顔で応じてくれる可能性が高いです。
また、「○○円引いてほしい」ではなく「これ買うからこれ無料で付けて」と交渉をしてみるのも値引きのコツです。
欲しいものが複数ある場合、値引きよりもお得に購入できるかもしれません。
私は昔、洗濯機を購入した際に最新のドライヤーを無料で付けてもらったことがあります。
店側にとっても、原価のことを考えると値引き分を商品で補う方が損失が少なくて済むのかもしれませんね。
具体的な金額を提示する
値引き交渉の際、「どれくらい安くできますか?」「もう少し安くなりませんか?」みたいな漠然とした言い方をしていませんか?
この言い方だと、安くはなっても最安値を引き出すことはまず無理です。
「○万円なら購入したいと思っています」や「購入するので○万円にはなりませんか?」と具体的な金額を言うようにしましょう。
もちろん、提示した金額で店員が1発OKすることはまずないので、自分が買おうと思っている金額よりも低めに言うのがコツです。
当たり前ですが、「19800円になりませんか?」みたいなキリが悪い数字も、あなたの印象が悪くなるのでやめましょう。
なるべくキリが良い数字で、価格.comの最安値より少し安いくらいで提示するのがいいでしょう。
価格.comの最安値を提示する
この方法は鉄板ですが、今いる家電量販店よりも価格.comの最安値の方が安い場合、同じ金額まで値引きしてくれる場合があります。
お目当ての商品を家電量販店で発見した際、価格.comの最安値より高かった場合は「これと同じにしたら買う」と交渉しましょう。
ただし、価格.com最安値がネット限定のショップだった場合、同じ金額にしてもらうのは難しいです。
その場合、実店舗があるネットショップ(Joshin webやヤマダウェブコムなど)の価格に合わせるのが妥当な値引きになります。
「価格.cmの最安値と同じじゃないと買わない!」なんて言っても、話しは通らないので店員を困らせないようにしましょう。
また、これは私が実際行っているおすすめの裏技ですが、値段は最安値にできなくてもポイントはサービスしてもらえるかもしれません。
確実に交渉が成功する保証はできませんが、「最安値は諦めるからポイント○%付けて!」と頼むと案外通るかもしれませんよ!
購入を購入する寸前のオーラを漂わせつつ、店員にお願いしてポイントゲットにチャレンジしてみましょう。
型落ち商品は実店舗の価格をチェック!
少し古い型落ち品の場合、店舗によって価格に差があります。
最寄りの家電量販店を2店舗以上まわった後、いつも利用する店舗の方が値段が高かった場合は交渉してみましょう。
店舗によっては目当ての商品が置いてない場合もあるので、行く前に在庫と店頭価格を電話で確認するのもおすすめです。
ただし、電話での値引き交渉は応じてくれないので実際に店舗に行って交渉しましょう。
最近は家電量販店ではなくネットで家電を購入する方が多いと思います。
値段だけ見ると確かにネットで買う方が安い場合が多いですが、店舗で買うと、
- ポイントが付く
- 配送が無料になる
- 保証を延長してもらえる
- 家電に関する知識が増える
など、ネットショップにはない特典が得られる場合が多いです。
また値引き交渉のコツをつかんでしまえば、実店舗で買い物する方が価格.comの最安値よりも安く購入できるかもしれません。
ネットとリアルを駆使して、家電値引きマスターを目指しましょう!