新幹線、飛行機は目的地にすぐ到着するけど値段が高い、そんな時におすすめの移動手段が夜行バスです。
今の時代、夜行バスを使えば平日なら東京⇔大阪が2000円で行けることも…
でも夜行バスは安さと引き換えに快適さが犠牲になることが多いですよね。
少しでも快適に過ごすため、必須の持ち物やバスの中での過ごし方についてお伝えします。
また、夜行バスはトイレなしのタイプがありますが、安さを優先してトイレを犠牲にするのは賢い判断といえるのでしょうか?
夜行バスでのおすすめの過ごし方
夜行バスの過ごし方を紹介する前に、絶対に守ってほしいルールがあります。
それは、自分だけでなく周りの人も快適に過ごせるように意識することです。
夜行バスの利用者全員が翌朝に備えて眠りたいと考えているので、くれぐれも他の利用者の睡眠の妨げになるような行為は控えるようにしましょう。
ルールを守ることは前提で、おすすめの過ごし方を紹介します。
楽な体勢で座ろう!
よほどVIPな席でない限り、夜行バスは窮屈で眠りにくい環境になると思います。
翌朝に疲れを残さないためにも、今から紹介する楽な体勢を維持して座るようにしましょう。
靴を脱ぐ
一晩中靴を履いていると足の疲れの原因になります。
靴を脱いでフットレストを利用したり、簡易スリッパを準備して夜行バスの中では靴を脱ぎスリッパを履いておくようにしましょう。
女性はむくみ防止の靴下を履くと、翌朝のむくみが軽減されます。
リクライニングを倒す
夜行バスに限らず、飛行機や新幹線でもリラックスして過ごしたい時はリクライニングを倒すと思います。
長時間眠ることも考えると、リクライニングは必ず倒すようにしましょう。
ただ、夜行バスは座席の間隔が狭いので後ろの方に一言声をかけてから倒すのがマナーです。
乗車後すぐや消灯後に声をかけるのは失礼なので、消灯直前に「リライニングを倒してもいいですか?」と声をかけ倒すようにしましょう。
エアー枕を使う
リクライニングを倒しただけでは首が安定しないので、起きたら首が痛くなっているかもしれません。
寝違えや首の疲れを防ぐため、エアー枕で首を固定しておきましょう。
エアー枕は100均でも購入できるので、荷物を増やしたくない場合は使い捨てでもOKです。
眠れない時はどう過ごす?
楽な体勢で目をつむっていても、どうしても眠れないことってありますよね。
私も夜行バスをよく利用するのですが、なかなか寝付くことができません…
寝ようとすればするほど目が冴えてしまうこともあるかと思いますので、周りに迷惑をかけないおすすめの過ごし方を紹介します。
スマホを見る
暇つぶしと聞いて真っ先に思い浮かぶのがスマホですよね。
SNSチェックやソーシャルゲームなど、スマホは色々できるので暇つぶしにはもってこいです。
ただし、音は必ず消して、消灯後は画面の明るさも最低にしておきましょう。
読書する
読書するときは夜行バス用の読書灯を使います。
夜行バス用のものを選べば光が漏れにくい設計になっていますが、それでも漏れる光には最大限気を使ってください。
音楽を聞く
正直、消灯後の静かな環境で音楽は避けたいですが、スマホや読書で車酔いする人は音楽を聞くしか退屈をしのぐ方法がないですよね。
音楽を聞く場合、音量をできる限り小さくして、イヤホンを使って聞くようにしましょう。
ヘッドホンは音が漏れるので絶対に使用しないでください。
音漏れは意識していなくても非常に悪質な睡眠妨害行為でトラブルの原因になりやすいです。
必要以上に意識して注意するように心がけてくださいね。
夜行バスで必須の持ち物一覧
夜行バスに乗車するまでに準備しておきたい、必須の持ち物を紹介します。
簡易スリッパ
靴を脱ぎ、代わりに履いておくために必要。
冬場は足が冷えやすいので分厚い靴下(+簡易スリッパ)でもOK
エアー枕
使用しない時は空気を抜いておけるので、持ち運びに便利。
飲み物
夜行バスの車内は乾燥していることが多く、のどが渇きやすいです。
ただ、飲み過ぎには注意しましょう。
マスク
車内の乾燥対策として必須ですし、口臭予防にもなります。
アイマスク
消灯するまでに寝たい時や、消灯後の光漏れ対策に必要です。
耳栓
夜行バスの車内は、なにかしらの音がしていることが多いです。(いびきや袋が擦れる音など)
そこまでかさばるものでもないので、念のため持っておいた方がいいでしょう。
少し大きめのタオル
サービスエリアで顔を洗った時に使えますし、社内が寒い時はひざ掛け代わりに使えます。
上記の持ち物はすべて100均で揃えることができます。
アイマスクや耳栓は無くしやすいので、使い捨てくらいの感覚で準備するといいかもしれないですね。
トイレなしの夜行バスは選ばない方が無難!
とにかく安く夜行バスを利用するには、トイレなしのタイプを選ぶのも一つの方法です。
トイレなしの夜行バスでも目的地まで数回トイレ休憩がありますが、消灯後はトイレ休憩の回数が極端に減ることが多いです。
私の体験談ですが、消灯までは1時間半~2時間でトイレ休憩があったのに消灯後、急にトイレ休憩の回数が減り焦った経験があります。
また、眠っているとトイレ休憩を寝過ごすことになるので、トイレに行きたくて目が覚めても次のトイレ休憩まで我慢するしかありません。
他にも、夜行バスは季節関係なく足元が冷えている時が多いので思っている以上にトイレが近くなりがちですし、渋滞で予定通り休憩できないこともあります。
少し料金をプラスすればトイレ付きのバスを選ぶことができると思うので、絶対にトイレ付きの夜行バスを選ぶことをおすすめします。
現地でお金を使うために、移動費はケチって夜行バスを選ぶ人が多いと思います。
でも夜行バスを選んだことが原因で、翌日に体調を崩してしまっては本末転倒です。
夜行バス乗車中の時間を快適に過ごすため、当記事を参考にしていただけると幸いです。