「寝る時にマスクをすると、乾燥や風邪の予防になる」…こんな話よく聞きませんか?
寝る時マスクが本当に乾燥・風邪対策になるのであれば実践しない手はないですが、「息苦しそう」「耳痛そう」などデメリットも思い浮かびますよね。
寝る時にマスクを実践するか・しないか迷っている人に向け、寝る時マスクのメリットとデメリットをまとめていきます。
寝る時マスクのメリット!乾燥や風邪は防げる?
寝る時のマスクはデメリットよりメリットの方が多く、乾燥・風邪の対策として有効なので冬場は特におすすめです。
乾燥対策
湿度が低い冬場は乾燥を気にする人が多く、
- 朝起きたときに喉が痛い
- 気づいたら唇が荒れている
なんて症状も、乾燥しすぎが原因です。
寝る時にマスクをしていればマスク内の湿度が高くなり、口元や喉の乾燥を防げます。
人前で喋る職業の方は特に、見た目はもちろん声も大切なので、冬の間は寝る時にマスクをして乾燥から唇と喉を守りましょう。
風邪予防
喉や鼻の粘膜が乾燥すると傷つきやすくなるため、様々なウイルスや菌に感染するリスクが高まります。
風邪の対策としてうがい・手洗いは有効ですが、これらと一緒に喉や鼻の粘膜を乾燥させないよう対策することも大切。
マスクをしていれば喉と鼻、両方の粘膜が乾燥するのを防げるので、寝る時のマスクは風邪予防に効果的といえます。
また自分が風邪をひいている時に寝る時にマスクを着用すれば、家族に風邪をうつしにくくなるというメリットもあります。
ちなみに冬場に限ってですが、寝る時にマスクをしていれば顔の寒さを防げるメリットもあります。
極寒の夜は体なら布団で寒さを防げますが、口や鼻に布団をかけたまま眠るのは難しいので、顔だけ地味に寒い場合があるはず。
そんな時マスクをすれば、自分の体温と呼吸で顔全体を温められるので防寒対策になります。
寝る時のマスクは乾燥や風邪の予防だけでなく、寒がり対策のアイテムとしても有効なので一石三鳥といえるでしょう。
寝る時マスクのデメリットとは?
寝る時のマスクは多くのメリットがある反面、”マスクを一晩中装着する”という行為によってデメリットが生じる場合もあります。
マスクに慣れるまでは寝苦しい
マスク慣れしている人は気になりませんが、マスク慣れしていない人の寝る時マスクは、始めのうちは
- 息苦しい
- 耳が痛い
- 口元や耳に違和感がある 等々…
些細なことが気になって、寝付けるまで時間がかかります。
私自身メリットが多いと知り寝る時マスクを続けているのですが、慣れるまではなかなか寝付けなくて苦労した経験があります。
マスクをして寝るのはなかなか至難の業だと思いますし、マスクしたまま眠れても慣れていないと息苦しさを感じ、疲労がたまってしまうかもしれません。
風邪予防のためにマスクをしているのに、疲労で体調を崩してしまうと寝る時マスクの意味がないですよね。
寝苦しいデメリットを解消するために効果的なのが、下のような鼻にクッションが付いたタイプのマスクを使用することです。
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鼻元にクッションがついたマスクを使えば顔とマスクの密着感が軽減されるので、息苦しさを感じにくくなります。
ただ大容量の不織布マスクと比べると1枚当たりの値段が高くなるので、今度は金額面でデメリットを感じるかもしれません。
寝心地とコスパ、どちらを選ぶかはおまかせしますが、値が張るからといって何日も同じマスクを使い回すのはやめておきましょう。
たとえ寝ている間だけの着用でもマスクには大量のウイルスが付着するので、もったいないですが寝る前につけたマスクは翌朝に処分してください。
肌荒れの原因になる
寝る時のマスクは肌の乾燥も防げるので肌荒れ対策としても有効だと思いきや、高湿度を好むのがニキビ菌です。
ニキビができやすい体質の方はマスクをして寝るとニキビ菌が繁殖する恐れがあるので、寝る時のマスクはおすすめできません。
また寝ている間にマスクが肌と擦れて肌を痛める場合もあるので、肌が弱い方が寝る時にマスクをするなら肌に優しいタイプを選びましょう。
肌荒れが気になる人におすすめなのが布製のマスクで、シルク生地などを選べば肌に優しいですし、擦れても痛くありません。
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布製マスクだと適度な湿度が保てる上に、洗濯して使い回せるのでコストの面からみてもおすすめです。
寝る時にマスクをするなら自分の体質・肌の状態を考慮して、安眠できるマスクも探してみてくださいね!